胃癌 WJOG 4007

Randomized, open-label, phase III study comparing irinotecan with paclitaxel in patients with advanced gastric cancer without severe peritoneal metastasis after failure of prior combination chemotherapy using fluoropyrimidine plus platinum: WJOG 4007 trial.

Hironaka S, Ueda S, Yasui H, et al. J Clin Oncol. 2013 Dec 10;31(35):4438-44. [PubMed]

対象疾患 治療ライン 研究の相 主要評価項目 実施地域 日本の参加
胃癌 二次治療 第3相 全生存期間 国内 あり

試験名 :WJOG 4007

レジメン:パクリタキセル vs イリノテカン

登録期間:2007年8月〜2010年8月

背景

JCOG9912試験SPIRITS試験などの結果に基づいて、本邦における進行胃癌に対する標準的一次治療はS-1+シスプラチン療法となっているが、これらの試験が実施された当時、明確な生存延長を示すデータが存在していなかったにもかかわらず、70%を超える症例が二次化学療法を受けていた。
二次化学療法については多くの第2相試験が行われている。タキサン系薬剤に関しては、パクリタキセル(210mg/m2)とドセタキセル(60mg/m2)の3週毎投与法ではGrade 3-4の好中球数減少が高頻度(37~88%)であったのに対し、パクリタキセル毎週投与法(80mg/m2)では低頻度であった(3~32%)。奏効割合や無増悪生存期間はいずれの投与法も同様の結果であり、パクリタキセル毎週投与法の生存期間中央値は5~6.9ヶ月と報告されている。一方、イリノテカン隔週投与(150mg/m2)はパクリタキセル毎週投与法より高度な有害事象が生じるものの、生存期間中央値は8~10ヶ月とされている。
本試験はフッ化ピリミジン系+白金製剤に不応となった進行胃癌に対する二次治療としてのパクリタキセルとイリノテカンを比較検討する第3相試験として実施された。

シェーマ

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