食道癌 CROSS

Preoperative chemoradiotherapy for esophageal or junctional cancer.

van Hagen P, Hulshof MC, van Lanschot JJ, et al. N Engl J Med. 2012 May 31;366(22):2074-84. [PubMed]

対象疾患 治療ライン 研究の相 主要評価項目 実施地域 日本の参加
局所進行食道癌
(T1N1 or T2-3N0-1)
術前補助化学放射線療法 第3相 全生存期間 国際 なし

試験名 :CROSS

レジメン:術前化学放射線療法(カルボプラチン+パクリタキセル+放射線照射)+手術 vs 手術単独

登録期間:2004年3月〜2008年12月

背景

術前に十分な病期診断を行っているにもかかわらず、外科的切除を受けた食道癌症例の25%で顕微鏡的遺残(R1)を認め、5年生存割合が50%を超えるのは稀である。
術前補助化学放射線療法については数十年にわたり議論されてきたが、大部分の無作為化比較試験では生存延長を示すことができなかった。メタ解析では術前補助化学放射線療法によって術後合併症や死亡の発生割合が上昇する一方で生存期間の延長が示唆された。
筆者らは過去にカルボプラチン+パクリタキセル併用による術前補助化学放射線療法に関する第2相試験を実施し、良好な有効性と安全性を報告しており、本試験は根治切除可能な食道 or 食道胃接合部癌症例を対象に、手術単独と術前補助化学放射線療法+手術を比較する第3相試験として実施された。

シェーマ

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